カップ麺のおいしい食べ方と注意点!

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即席カップ麺は、お湯を加えるだけで簡単に楽しめる非常に便利な食品です。ただし、これに食用オイルを加えると、容器が損傷する可能性があります。

国民生活センターからは、カップ麺に油を加える際のリスクに対する警告が発表されています。この注意点について解説します。

カップ麺に食用オイルを加えることは、容器が損傷するリスク

『くらしの危険』という国民生活センターの報告によると、MCTオイル、ココナッツオイル、えごま油、アマニ油といった食用オイルを即席カップ麺に使用すると、容器が劣化または破損し、熱湯が漏れる可能性があるとされています。特に発泡ポリスチレンで作られたカップ麺の容器は、この問題に対して脆弱です。

多くの即席カップ麺の容器には「添付以外の食用油を加えないでください」との注意書きがありますが、消費者がこれを見落としてしまうことがしばしば報告されています。

MTCオイルを入れるとどうなるの?

『くらしの危険』の報告によれば、即席カップ麺にMCTオイルを添加しようとした際、容器が壊れて中身がこぼれる事故が発生した例が紹介されています。

MCTオイルは、中鎖脂肪酸から成るオイルで、消化吸収が速く、エネルギー生成までの時間が短いため健康的な効果が期待されます。この特性により、飲料やスープに混ぜて摂取することが一般的ですが、即席カップ麺にも使おうとする人がいます。

実際に発泡ポリスチレン製のカップ麺の容器にMCTオイルを大さじ1加え、その後熱湯を注ぐ実験を行ったところ、容器が損傷し、お湯が溢れ出る結果が観察されました。

別の食用オイルも注意が必要

ココナッツオイル、えごま油、アマニ油などを使用して行われた類似の実験では、MCTオイルの場合ほどには容器が急速に劣化することはありませんでしたが、えごま油とアマニ油を使用した際には容器の底部からお湯が漏れる事態が発生しました。

ココナッツオイルを使用した場合、容器の内壁に変質が観察されましたが、破損するほどの影響は確認されなかったとの結果が出ています。

食用オイルの使用には容器を違うものに!

国民生活センターは、即席カップ麺に添付以外の食用油を使用する際、元の容器ではなく別の容器に移して使用するよう消費者に警告しています。MCTオイルやアマニ油、えごま油など、健康に良いとされる食用油を食事に取り入れることは望ましいですが、カップ麺の容器の素材によっては破損する可能性があります。

特に発泡ポリスチレン製の容器を使用している場合は、別の皿に移し替えてからオイルを加えるようにすることが重要です。このように、容器の素材と注意書きを確認することが必要です。

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