Stable Diffusionで美少女の顔が崩れる原因|全身構図で別人になる理由と安定させる考え方

知りたい

はじめに

Stable Diffusionで美少女キャラを生成していて、
こんな経験はないでしょうか。

  • 可愛いはずなのに、毎回別人になる

  • 顔だけが安定しない

  • 全身を出すと急に崩れる

  • たまに良い1枚は出るが、再現できない

プロンプトを工夫しているのに、
なぜか安定しない。

実はこれ、
センスや語彙の問題ではありません。

美少女生成がうまくいかないときの「よくある勘違い」

顔が崩れると、多くの人はこう考えます。

  • 可愛い指定が足りない

  • タグが少ない

  • LoRAを使っていない

  • モデルが合っていない

もちろん影響はあります。
しかし、その前に もっと根本的な問題があります。

それは、

キャラクターの基準が決まる前に、完成形を要求している

という状態です。

Stable Diffusionで顔が崩れる本当の原因

Stable Diffusionは、
「キャラクターを作るAI」ではありません。

条件から毎回“それっぽい平均像”を組み立てる仕組みです。

そのため、

  • 基準がない

  • 要求が多すぎる

  • 結果だけを指定する

この状態になると、
毎回違う顔になっても不思議ではありません。

全身構図で顔が崩れやすい理由

全身構図になると、AIの優先順位はこうなります。

  1. ポーズ

  2. 体のバランス

  3. 背景

つまり、顔は最後です。

そのため、

  • 全身は成立している

  • でも顔だけ微妙

という現象が頻発します。

これは失敗ではなく、
Stable Diffusionの正常な挙動です。

失敗例に共通するプロンプトの特徴

よくある失敗例では、次のような傾向があります。

  • 「cute」「beautiful」など結果語が多い

  • 顔・体・服・雰囲気を同時に指定

  • 全身構図なのに顔を守る指定がない

この状態では、AIはこう判断します。

全体を成立させるため、
顔は多少犠牲にしてもいい

結果として、

  • 別人が混ざる

  • 顔が不安定になる

  • 再現できない

という状態になります。

「引きすぎ」もまた失敗になる

では、
「全部削ればいいのか」というと、そうではありません。

基準が何もない状態では、
AIは毎回 違う平均的な人物を作ります。

安定させるために必要なのは、

派手な指定ではなく、守るべき基準点

です。

安定生成の第一歩は「基準点」を作ること

安定している状態とは、

  • 全身構図が崩れない

  • 顔と体の印象が揃っている

  • 連続生成しても同一人物に見える

この状態です。

ここでは、

  • 可愛い

  • 表情

  • 雰囲気

といった 印象語は使いません。

この段階は、
キャラクターデザインで言えば
線画や素体を作っている段階です。

ネガティブプロンプトが効く理由

「bad face」「deformed face」などを入れると、
逆に安定した経験はないでしょうか。

これは偶然ではありません。

ネガティブプロンプトは、

  • 失敗を避ける
    ではなく、

  • 優先順位を指定する

役割を持ちます。

全身構図では後回しにされがちな顔に対して、

ここは壊すな

と明示することで、
顔の安定度が上がります。

安定の正しい判断基準

ここで重要なのは、
1枚の出来で判断しないことです。

正しい成功判定は、

  • 3〜5枚生成

  • すべて同一人物に見える

  • 顔が破綻していない

この状態です。

「1枚だけ可愛い」は成功ではありません。
それは たまたま当たっただけです。

安定しない原因は「順番」

ここまで整理すると、
安定しない原因はシンプルです。

  • モデルではない

  • LoRAでもない

順番を飛ばしているだけ。

基準点がないまま、

  • 可愛い

  • 表情

  • 雰囲気

を足すと、
AIは毎回ゼロから作り直します。

ここから先について

ここまでで、

  • なぜ顔が崩れるのか

  • なぜ全身だと不安定になるのか

  • なぜ可愛い指定で壊れるのか

は、構造として理解できたはずです。

ただし、
実際の生成では必ず迷う場面が出ます。

  • 今は進んでいいのか

  • 戻るべきか

  • これは成功なのか偶然なのか

この判断は、
文章だけではどうしても伝えきれません。

安定して可愛さを積み上げるために

Stable Diffusionは、確率的に画像を生成します。

そのため、

  • 同じプロンプト

  • 同じモデル

  • 同じ設定

でも、毎回100%同じ結果にはなりません。

重要なのは、

壊れたときに、どこに戻ればいいかが分かること

です。

まとめ

  • 顔が崩れるのは、指定不足ではない

  • 全身構図では顔が後回しになる

  • 可愛さは結果として積み上げるもの

  • 安定の鍵は「順番」と「基準点」

Stable Diffusionは、
当たりを引く遊びではありません。

理由が分かり、
戻る場所が分かり、
次にやることが分かる。

その状態になって初めて、
キャラクターは安定して育っていきます。


▶ 関連記事・次のステップ

※ この考え方を
実際の段階設計として整理した記事があります。

  • 可愛さを壊さずに積み上げる順番

  • 同一キャラを安定して量産する考え方

  • 失敗時に戻るべき正しい地点

について、
具体的な判断基準としてまとめています。

▶ 可愛さを壊さずに積み上げる「判断基準」を整理したnoteはこちら

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